古代米 古代稲刈り

古代米 古代稲刈り


ウチで育ててる黒米、実が熟すと茎がいきなりヘナヘナに枯れてぐちゃっと倒れるんです。脱粒具合もハンパ無い。雀が乗ったくらいでも多分バラバラと籾が落ちます。コンバインで刈ると衝撃で見事に籾がハネ飛んでいくし、何しろほとんど地べたに倒れるというかペタっと寝ちゃってるので手刈りしてます。

よく考えればすぐに種を地面に落とすというのはイネの子孫繁栄のためには有利なわけで、栽培農家向きではないがイネとしては強いというか賢いのではないかと思うわけです。そのパワーというものが味にも現れているようにも思います。ウチで栽培した十数品種の内で一番に定番化しました。私達のような素人の栽培でも毎回よくできるし、今夏の気候にも耐えました。三度の強風を伴う台風でも倒れませんでした。実るとクチャっといきますけど(笑)。

刈り始めると、既に何分の一かは落ちちゃったね、という状態でした。刈る度にも、ボロボロと落ちていきます。私なぞは幾分かはその場に返すがいい、野鳥達にも分けてやればいいと思う方なのでそう気にしません。米ってすごい肥効があると思いますし(畑でもクズ米を発酵肥料に使っています)。




家の庭で他の米用に使ってる足踏み脱穀機を運んでくるのも面倒だと思い、脱粒の良さを利用して地面にたたき付けたり棒で叩いて脱穀していました。

が他の田んぼも早急に刈らないとイカンので足踏み式に変更。

去年は一枚のたんぼで穂刈りをして叩いて脱穀しましたが、今年のやり方と比較すると穂刈りもシンプルで良かったなと思います。刈るのが少々面倒なんですけど。


今年は刈って即足踏み脱穀、のパターンでしょうか。

あと黒米は一反強。さてどうしよう。