明日から稲刈佳境
お手伝い歓迎いたします!ご連絡いただけれれば場所など詳細説明します。
残るは
記号「ム1」黒米、交配米(手刈り)
ム2、4 うるち米 (籾用は手刈りかも)
コ黒米 (手刈り)
イ2 黒米乾燥、袋詰め
20数枚やってた頃に比べると終わりが早いです。段取りも大きな誤算無く進むようになりました。毎年何かしら失敗はしますがその教訓のおかげで成長しています。
不耕起、アイガモ、冬季湛水、色々な直蒔き、裏に麦、その株の間に播種、陸苗代、チェーン除草、米ヌカ除草、水中カッター、色々やりましたが成功不成功は圃場の特性と規模と籾の強さに依るんじゃないでしょうか。その場に合ったことを持てるスベでやるしかないですね。あとはやっぱ経験すか。自家用米のみの規模だったら冬季湛水、魚放流、陸苗代、チェーン除草、手刈りしてその場で脱穀、籾を広げて乾燥、にするかな。農「業」には決してなりませんけど。機械はなるべく使わず、重労働もなるべくなら避けたい、となると自分ならそうします。
今日も田んぼで足踏み脱穀していましたがちょっと前の社会の教科書でしか見ることがないという光景だったかもしれません。しかしこれ機械よりロスが少なく燃料代も要らず土壌を踏み固めることもない。田んぼの規模によってはこちらの方が長期的展望下では効率的である場合も多いと思われます。
なにより自分を生かしてくれる周囲の環境を健全にしておきたいです。結局はそれが自分にも利となって還ってきます。金銭のみによって計られる経済とは別の経済があると思います。
古代米 古代稲刈り
ウチで育ててる黒米、実が熟すと茎がいきなりヘナヘナに枯れてぐちゃっと倒れるんです。脱粒具合もハンパ無い。雀が乗ったくらいでも多分バラバラと籾が落ちます。コンバインで刈ると衝撃で見事に籾がハネ飛んでいくし、何しろほとんど地べたに倒れるというかペタっと寝ちゃってるので手刈りしてます。
よく考えればすぐに種を地面に落とすというのはイネの子孫繁栄のためには有利なわけで、栽培農家向きではないがイネとしては強いというか賢いのではないかと思うわけです。そのパワーというものが味にも現れているようにも思います。ウチで栽培した十数品種の内で一番に定番化しました。私達のような素人の栽培でも毎回よくできるし、今夏の気候にも耐えました。三度の強風を伴う台風でも倒れませんでした。実るとクチャっといきますけど(笑)。
刈り始めると、既に何分の一かは落ちちゃったね、という状態でした。刈る度にも、ボロボロと落ちていきます。私なぞは幾分かはその場に返すがいい、野鳥達にも分けてやればいいと思う方なのでそう気にしません。米ってすごい肥効があると思いますし(畑でもクズ米を発酵肥料に使っています)。
家の庭で他の米用に使ってる足踏み脱穀機を運んでくるのも面倒だと思い、脱粒の良さを利用して地面にたたき付けたり棒で叩いて脱穀していました。
が他の田んぼも早急に刈らないとイカンので足踏み式に変更。
去年は一枚のたんぼで穂刈りをして叩いて脱穀しましたが、今年のやり方と比較すると穂刈りもシンプルで良かったなと思います。刈るのが少々面倒なんですけど。
今年は刈って即足踏み脱穀、のパターンでしょうか。
あと黒米は一反強。さてどうしよう。
九日までは毎日稲刈体験
畑の作業もしつつ稲刈するので参加希望の方は当方へご連絡お願いします。