自然農 長久手ver. 自給農 マコモダケ&新米

マコモダケの旬が昨年より一週間遅くやってきました。毎日採っていますが追い付きません。

そろそろ虫による食害が見られますが表面だけのことが多いので特に問題視していません。トリの餌にもできますし。

人参やフェンネルに付くアゲハ蝶の幼虫もトリちゃんの好物です。そういえばヒナも生き餌デヴュ-しました。


マコモの話に戻りますがマコモダケ収穫時に一緒に刈ってしまう葉っぱの部分は選別して束にし陰干ししています。しめ繩用なのです。マコモ出雲大社のしめ繩にも使われていると言われています。麻よりも以前の古代から神聖な植物として扱われた植物のようです。

ウンチクは置いといてもその姿には見る者のココロに訴えかけるものがあります。草丈は2メートルを超え、まるで大きなイネのようです。マコモダケを付けない(黒穂菌に感染していない)マコモはワイルドライスと呼ばれる実(種)を付けるようですがウチではそういう個体はありません。

まあとにかく力強く美しい姿の植物で、繁殖力も抜群です。


私は努めてそういった繁殖力即ち生命力の強い野菜や米を選んで育て、食べています。

その方が栽培の手間も省けるし、なにしろ自分の構成原料として最良だと考えるからです。

いずれヒトは他者の生命力を頂いて生きることから解放されるだろうとは考えていますが、現時点で自分はそこに至ってはいないので、ならば本来の野性の生命力かそれに近いものを有するモノを口にしたいと考えています。

そういう観点で見た時、マコモは抜群に強いのです。お茶にもなる、入浴剤にもなる、台所のヌメリ取りにもなる、体内の重金属などの不要物や老廃物を排出してくれる、マコモダケも食べれる、しめ繩にもなる、枕に入れると安眠できる…他にも色々あるでしょう。

マコモは自分が農環境に生き続けることができるのならばずっと育てていたい植物です。
 
そして。新米は美味い!
 
自分で作った米は自分には何より美味いのです。
 
これはやってみないと味わえない味なのです。
 
味覚以上の何かが加味されるのです。
 
それはもう満ち足りる体験なのです。
 
ヨロコビの体験です。
 
それを一緒に体験しましょうとヒフミヨイ農園では呼びかけ続けているのです。