田植え

希望者に予定表を渡していますが、全品種早まりそうです。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

苗箱育苗もまあ成功かと。用土は昨秋から屋外で籾殻、豆殻、分解の早い黒米の藁、米糠で作りました。ハウスの一角を借りてやっていましたが、場所も取るし時にすごい臭いになったりするので屋外でチャレンジしました。プール苗代を作る予定の場所(田んぼ内)の上で切り返しながら移動したら、下の地面も富栄養化できるのではと考えまして。自然に田んぼの土も混ざるし。手植え用の苗代予定地の上でも同じことをし、播種前にすき込んでおきました。

 

PH調整は課題です。ピートモスを沢山買ってきて使うのもなんとなく気が向かないので今年は少量にし、PH6〜7のまま苗箱に詰めました。覆土も同じものです。酢も使いましたがおっかなびっくりで少ししかやってないからかあまりうまくいかず。

 

人に言われるままに苗を買ったり、自作の場合でも種籾や用土などを買っていた頃は、ここまでの工程に10〜20万もかかってしまっていました(ウチの規模の場合です)。時間と労力をかける方を私は選びました。農薬その他の問題もありますし。

 

 

手植え用の苗代での育苗は昔学んだ川口さん式で毎年上手くいっていますが、めんどくさがりの私は切り藁を被せるのと防鳥網を設置するのを省けないかと考えていました。

過乾燥と鳥による食害を防ぎたいわけですが、機械による直播の方法をまねて深いV字溝を鎌で作って籾を入れるだけの場所を実験的に作ってみました。すると切り藁を敷き詰めた場所より発芽も早く鳥にもそうは食べられていないではありませんか!来年は実験区を増やしたいと思います。

 

 

あとは田植えまで育苗箱の苗達が元気で居てほしい。。。