ある小農の独白

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雨水が溜まってコンバインが入れず手刈りが続く。

 

 

稲刈りがしたいと自分で言い出したという小学生の少年がウチの田んぼでこう言ったそうだ。

 

「平和だなあ。。」

 

 

彼が目にする平和ではない現実は私達大人が作ったものである。

 

自分が彼と同い年だった半世紀近く前にはそんなことはなかった。

 

 

いよいよ来るとこまで来た。

 

 

 

一方、四捨五入すると五十になる家人は小学生のようにイナゴを追いかけている。

 

 

人類の今後は女性のハタラキにかかっているように思う。