自然農 長久手ver. 自給農 米危機その後
うるち米が無くなりそうなのでウチの黒米と交換してくださいという呼びかけには応え無しだったが20キロほどの籾がまだ有ったことが判明。新米収穫までそれで食いつなぐことができそうだ。
ここのところどうしていたかというとモチ米とジャスミンライス、黒米を混ぜて炊いて食べていた。これが癖になりそうなほど美味いし腹持ちが良い。
ウチで作っているモチ米は籾が赤い古代米なのだが今年は出来が良さそうだ。
いや、まだ分からないか。今は開花中だ。背丈は1メートルほどで分げつは多くはない。
今日は昨日の記事にある耕作放棄地だった畑の草刈り。チガヤを刈りまくった。ここに別の畑(これも放棄地)からユリネを移植しニンニクも定植しようと思ったが大雨になってその作業は止めた。
ちなみにニンニクも当地の気候では土中にずっと置いていても腐らない。
なので収穫せずニンニクを植えたままにするエリアを作るつもりでいる。ユリネとワケギも同じような場所を作るつもり。ワケギは数年植えたままにしておいても支障無かった。普通のワケギと赤ワケギの両方うまく育っている。
バラまいた人参はうまく発芽。雨の前に蒔くのがコツ。踏むだけで覆土無し。間引きは成長具合に応じて行う。間引きしない時もある。雑草にのまれて消えることで自然に間引かれる。残った強い個体を食べ、種用にも残す。その繰り返し。
簡単に書くが通常の栽培方法も学び実践した後にやっていることである。そして毎度言うが販売用の商品を作る方法とは違う。
例えばトマト。裂果防止の雨除けとかはしない。割れまくり(笑)。皮も硬い。私はそれでいい。美味しくてもこぼれ種が翌シーズンに出ないやつは忘れていく。
この場所に合っていて生命力の強いヤツ、そういうものだけ食べていればいいと思っている。だいたい野菜なんて南米原産のものが多いのだからそう頑張って作って食べることもなかろうにと個人的には思っている。
悪い書き方をすれば、スウィートなもんばっかり求めすぎじゃないの?と思う。フルーツみたいな野菜とかべつにええわ。個人的にはよくある甘いトウモロコシとか食べれたもんじゃないと思うけどな。
ウチではジャガイモの収穫時に、一個だけ残して埋め戻す。そうすればその芋が自分で良いと判断するトキに、春か秋かに芽を出す。種イモの貯蔵も買い足しも不要。春ジャガ秋ジャガの区別無くだいたいどれもできる。できなくてもまた次のトキに出る。ど連作である。病害はそう起こった覚えはない。できが悪ければ残念がるし良ければ喜ぶだけのこと。ただ観察は怠らない。
他のイモは種類により同じ方法でできる。残念ながら生姜は掘り上げないといけないし種生姜の貯蔵も気を使う。