自然農 長久手ver. 自給農 冬期湛水田

冬も水を張っている田んぼのその後。

 

冬期湛水→アゾラ大繁殖→水田雑草除去(手作業)→水を抜きある程度アゾラを枯らしつつ手植え→ある程度稲が育ったところで水を入れ二回目の除草(手作業)、

 

という経過でしたが稲(酒米と黒米)の生育はまず良好。

 

ここでは農業機械は一切使用しないので生物の数はウチの他の田んぼよりも多いです。が今年は表面をアゾラが覆うせいで水中生物への影響は出ていると思われます。

 

細かいことも書くと、昨年の藁は長いまま放置。冬から春まででは分解されず水中にあるまま。

 

水は湧き水で水温は低いです。昨年までの結果だと株(黒米、長粒種、モチ種)の生育は非常に良いが無効分げつも多い、という傾向。今年は酒米も植えてみました。昨年の黒米がまだ200キロ近く残っていて、そんなに要らないね、ということになり黒米の作付けを減らしました。

 

 

 

 

畑では野菜達が暑さでへばっています。基本的に水やりはしない/できないので、草刈りを控え見守っています。ちなみに去年は水やり可能な環境の畑には灌水しました。

 

近年の暑さで、「畑に雑草があるほうが保水してくれる」と気付いた人も多いはず。

 

 

「草を取らないなら百姓やるな」、「お前ンとこの雑草の種が飛んでくるから草を取れ」、、、そもそもこういう阿呆な言い草は民の足の引っ張り合いのために流布され利用されたはずで、未だにそう言う年寄りは多い。これをロウガイと言う。そして除草剤(だいたいラウンドアップ)をばらまくものだからまったく始末に負えない。タバコとか不倫とか闇営業よりも先ず除草剤止めるべきでしょうよ。